福祉用具専門相談員の仕事と職場

福祉用具専門相談員とは、福祉用具専門相談員指定講習を修了した相談員のことで、福祉用具貸与事業所にはこの福祉用具専門相談員を2名以上配置することが義務付けられています。

 

福祉用具は介護保険を使うことで貸与できるのですが、貸与時にサービスの利用者の障害や病状の程度に合わせて福祉用具の選び方や使い方について助言をすることが福祉用具専門相談員の主な仕事です。

 

福祉用具専門相談員になるためには厚生労働省が制定しているカリキュラムに基づき、都道府県指定の業者が実施する福祉用具専門員指定講習を40時間受講しなくてはなりませんが、1週間程で取得することができるので、比較的簡単な資格だと言えるでしょう。

 

ちなみに試験は実施されず、研修を受講し、修了しさえすれば資格が取得できます。

 

福祉用具専門相談員指定講習の科目

 

・老人保健福祉に関する基礎知識(2時間)

 

・介護と福祉用具に関する知識(20時間)

 

・関連領域に関する基礎知識(10時間)

 

・福祉用具の活用に関する実習(8時間)

 

 

しかし簡単なだけに福祉用具専門相談員の資格が就職時に有利に働くということはほとんどありません。

 

また、シルバーサービス振興会の福祉用具供給事業従事者研修会はさらにカリキュラムが充実しており、研修時間は50時間になります。

 

シルバーマーク認定事業所による認定を得るためには、この研修会を必ず修了する必要があります。

 

なお、介護福祉士、義肢装具士、看護師、准看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、介護職員初任者研修の修了者などは福祉用具専門相談員の資格を有していると判断されます。